第56回中央研修会が開催されました
全国公立短期大学協会(会長:栁沢幸治 大月短期大学学長)は、8月1日(金)に事務職員中央研修会を開催しました。(Webと会場を合わせて32名が参加)
研修会は午前10時に開会し、冒頭の栁沢会長の挨拶につづいて、来賓の文部科学省大学振興課課長補佐市原信吾氏から挨拶と「高等教育をめぐる文教政策について」行政説明があり、18歳人口が急速に減少することが見込まれる中で大学がどうあるべきかなど本年2月の中教審(答申)を踏まえつつ今後の課題について言及がありました。
続いて、文部科学省大学振興課短期大学係長岩松香織氏による「短期大学制度等について」では、制度の変遷をはじめ調査に基づく短期大学教育の特色と課題についての説明があった。学術研究推進課課長補佐與座丈仁氏からの「科学研究費助成事業について」では、事業の概要や不正防止について、また、制度の最近の変更点などについて説明がありました。
午後の行政説明では、大学振興課法規係長中島伊織氏による「大学関連の法制度について」において、大学を取り巻く法令の大枠や教育課程の特例等について説明があった。学生支援課厚生係長馬場亮介氏からの「学生支援をめぐる状況について」では、障害学生支援や新たな就学支援新制度等について説明があった。(公財)大学基準協会企画・調査研究課課長中村安希氏からの「短期大学の質保証を考える」では、認証評価の制度概要や新しく始まる第4期の評価についての説明がありました。
大学相互の「情報交換会」では、会員大学から提出された提案課題①学務学生関係、②管理運営関係、③当面している課題、④災害への対応など10課題について、60分間にわたり参加者相互により熱心な意見交換が行われました。
以上の後、栁沢会長の挨拶をもって研修会を終了しました。(了)