令和6年度 第74回(春季)通常総会が開催されました
全国公立短期大学協会(会長:柳沢幸治 大月短期大学学長)は、5月20日(月)に第74回(春季)通常総会をAP虎ノ門会議室(港区虎ノ門)において開催しました。会場へは全14大学から学長・事務局長等29名が参したほか、Webでは6大学から9名が参加しました。
総会は午前11時に開会し、栁沢会長の挨拶につづき、来賓の文部科学省高等教育局大学教育・入試課長古田和之氏からの挨拶の後、同課課長補佐中田幸志氏から「高等教育をめぐる文教政策について」今後の高等教育が目指すべき姿などの説明が行われ、続いて高等教育企画課企画官・室長の高見英樹氏からは「急速な少子化の中での高等教育の展望」について、この度の中教審の諮問に至った背景や今後の中教審特別部会での議論のポイント等について説明が行われた後、活発な意見交換が行われました。
総務省からの行政説明では、自治省自治財政局の財務調査課課長補佐の梅本祐子氏から「地方財政の課題等について」地方財政の現状、奨学金に関連する特別交付税や地方大学の取組に関する支援方策について説明が行われた後、熱心な意見交換が行われました。
「総会議事」では、会長に柳沢幸治氏(大月短期大学長)、副会長に村井美代子氏(三重短期大学長)及び阿部宏慈氏(米沢女子短期大学長)が再任されました。
「研究協議1」の学長の実践事例発表では、①大月短期大学の学長柳沢幸治氏及び②大分県立芸術文化短期大学の理事兼教務学生部長疇谷典洋氏から地域に根差した独自の取組について発表があり、それぞれについて意見交換が行われました。
「研究協議2」では、村井副会長の司会で進められ、①短期大学の今後の役割、②短期大学の名称や学位の名称ほか9議題について活発な意見交換が行われました。
総会は、栁沢会長による総括と挨拶があり午後5時に閉会しました。(了)