秋季通常総会が開催されました

全国公立短期大学協会(会長・栁沢幸治 大月市立短期大学長)は、令和3年10月26日(火)に、ウエブ(ホスト会場;AP虎ノ門会議室)により第71回(秋季)通常総会を開催しました。加盟大学学長、事務局長等関係者37名が出席しました。

午前11時に開会、栁沢会長の挨拶の後、来賓の文部科学省高等教育局大学振興課長新田正樹氏から挨拶に続き「高等教育を巡る文教政策について」の説明が行われた後、質疑応答が行われました。

次いで、総会議事に入り、会務報告の後、審議事項(1)令和4年度第72回(春季)通常総会の開催日程等について(案)、(2)令和4年度以降 通常総会における研究・協議について(案)、(3)令和4年度 事業計画について(案)、(4)令和4年度 予算編成方針について(案)、(5)令和4年度 会費について(案)、(6)次期役員の選出等について(案)、(7)今後の日程について(案)について審議が行われ、原案通り承認されました。

「研究協議1」はシンポジウム形式で行われ、副会長の阿部宏慈氏(米沢短期大学学長)の司会進行のもと、元会長の東福寺一郎氏(前三重短期大学学長)の基調講演「コロナ収束後の公立短期大学の在り方」に続いて、公立短期大学のあるべき姿や今後の課題について活発な意見交換が行われました。

「研究協議2」における「学長の実践事例発表」では、副会長の村井美代子氏(三重短期大学学長)の司会進行のもと、安達励人氏(倉敷市立短期大学学長)及び塩地洋氏(鹿児島県立短期大学学長)から、それぞれ実践に基づく発表が行われた後、意見交換が行われました。

「研究級議3」は各大学から提案された課題についての協議で、大月短期大学から提案された「就職活動の早期化傾向への対応」、「就職志望と求人のアンマッチへの対応」、「ゼミの合宿地域と補助金」、「ハイブリッド授業の成功例」、また、三重短期大学から提案された「ディプロマポリシーと学習成果の測定方法」について、それぞれ提案大学からの趣旨説明と、これに対する参加者との意見交換が行われました。

研究協議終了後、大学振興課短期大学係東主任から、政策上の支援体制等について助言がありました。

16時40分に栁沢会長の挨拶をもって終了しました。