共 同 声 明
学修経験時間の尊重に向けたインターンシップの取り組みについて
−学⽣の学修経験時間を担保し、豊かな学びを⽣かした社会へ−
2020年3⽉

公益社団法⼈全国求⼈情報協会
⽇本私⽴⼤学団体連合会
⼀般社団法⼈国⽴⼤学協会
⼀般社団法⼈公⽴⼤学協会
⽇本私⽴短期⼤学協会
全国公⽴短期⼤学協会
⽇本私⽴⾼等専⾨学校協会
全国公⽴⾼等専⾨学校協会


わが国を取り巻く状況は、テクノロジー等の進展とともに第四次産業⾰命が起こり、かつてない速度でグローバル化が進んでいる。これからのわが国を⽀える原動⼒は「⼈」であり、⼤学をはじめとする⾼等教育機関は、学⽣に未知の課題に取り組む時に必要な⼒を⾝につけさせ社会に送り出す責務がある。そのためには、学⽣が学業に専念して⾃らの能⼒や専⾨性を⾼める機会を⼗分確保するとともに、学びを⽣かした社会
を実現していかなくてはならない。
学⽣の就職活動においても、その活動が学修経験時間※1を妨げるものであってはならない。しかし、学⽣が就業体験によって働くことへの気付きを得る機会である「インターンシップ」は、採⽤選考活動解禁前の実質的な採⽤選考プロセスであると受け⽌められるなど、⼤学の教育現場に不要な混乱を招いている。とりわけ、「学事⽇程に影響する平⽇開催のインターンシップ」や「⼗分な就業体験が確保されない『ワンデーインターンシップ』の存在」は、学⽣が学業・課外活動等に集中しがたい状況を⽣み出す要因となっており、看過することはできない。
このような状況を踏まえ、就職採⽤に関する情報会社で組織する全国求⼈情報協会及び⼤学・短期⼤学・⾼等専⾨学校が加盟する各団体は、わが国の経済産業に貢献し国際社会を牽引する⼈材育成に向けて、学⽣の学修経験時間を尊重するための環境整備を⾏うことが急務であるとの認識に⽴ち、ここに決意を表明し、下記の通り、全国求⼈情報協会の会員企業と⼤学等が協⼒して活動することを宣⾔する。

 

1.学⽣の学修経験時間を担保するため、インターンシップは学事⽇程に影響を与えないよう原則、「⻑期休暇」「⼟⽇祝」を中⼼に開催することを推進する。※2
2.単なる企業説明会や会社⾒学会が⼤半を占めると指摘される「ワンデーインターンシップ」という表記を使⽤しない。


※1「学修経験時間」とは、授業等の学修時間をはじめ留学や課外活動など、学⽣が多様な経験を積む時間

※2 ただし、正課の教育活動として実施しているインターンシップは除く

共同声明 学修経験時間の尊重に向けたインターンシップの取り組みについて